デジカメで花火は撮れるの?

2017-08-26

写真撮影や写真教室の仕事をしていると、お客様や受講生の方からこんな質問を受けることがあります。
「コンパクトタイプのデジタルカメラで花火は撮れるのでしょうか?」
目標とする『花火の写真』が質問される方それぞれで違うので一概には言えないのですが、
「ある程度の設定と、あとは運まかせ」です。と答えています^^;
まあコンパクトデジタルカメラと言っても、ほんとに初心者向けのフルオートから、
デジタル一眼レフカメラ並みの細かい設定ができる高級機まで様々なので・・
もし自分のカメラでどこまでできるか知りたいのであれば出張写真教室の個人指導を検討して頂けるとうれしいです(笑)
作例があるとわかりやすいのかな?と、
昨日の「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」をデジカメでも撮ってみましたよ。
使用したカメラは、キヤノンのPowerShot SX260 HSです。
2年前に発売されたカメラでキヤノンのコンパクトデジタルカメラでは中級クラスでしょうか。
このカメラは撮影モードに、すべて自分で設定する「マニュアルモード」や
ピントを手動で合わせる「マニュアルフォーカス」機能も備わっていますが
ピント合わせはカメラ任せの「オートフォーカス」
撮影モードは「絞り優先モード(Av)」
を使ってみました。
それと・・
三脚は使いました。
「三脚使うのならコンパクトデジカメの意味ないじゃん!」とたまに言われるのですが
限定的な花火撮影を除いたら、三脚はあったほうが良いと思います。
では、一枚目。

絞り優先モード(Av)で少し望遠側にズームしたので最少絞りがF5に、シャッタースピードはカメラ任せです。
ISOもオートでカメラ任せです。
撮影データ: 絞り:F5 シャッタースピード:1/5秒 ISO:1600
シャッタースピードが、1/5秒なら手振れ補正機能があれば三脚はいらないかもしれませんね^^
花火があがってからピント合わせをするのでカメラによってはなかなかピントが合わないかもしれません >_< あとシャッターボタンを押してからシャッターが切れるまで少し間があるので、花火の開き始めでボタンを押すのがポイントです。 それでもタイミングがなかなか合わないので、ひたすら撮るしか・・^^; 2枚目はこれ。
絞り優先モード(Av)で一番広角側なので最少絞りがF3.5に、シャッタースピードはカメラ任せです。
露出補正で+1/3にしています。
ISOは400に設定しました。
撮影データ: 絞り:F3.5 シャッタースピード:1秒 ISO:400
さて、なぜここでISOを1600から400に落としたのでしょうか?
ISOは簡単に言うと光を感じ取る感度のことで数字が大きくなると感度がよくなります。
(同じシャッタースピードなら、より光を取り込むことができるので明るく写る。逆に同じ明るさならシャッタースピードが短くてすむ)
画質の劣化はおいといて、せっかく手持ちでも撮れるかもしれないシャッタースピードを落とす理由は・・
『シャッタースピードが速いと花火が開く時間が間に合わないから』
複数の花火を入れたい時に、シャッタースピードが速すぎると写らないことがあるのですね。
というわけで、コンパクトデジタルカメラで一番確実な花火撮影ですが、
先ほどでてきた「限定的な花火撮影」とイコールになります。
フィナーレ等でたくさんの花火が同時にあがってる瞬間を、ISOの数字をあげて(もしくはオート)普通に撮ること!
たくさんの花火で明るくなるのと、たくさんの花火が一緒に写るのである程度のテクニックは不要になると思いますよ^^
あとは作品としての写真を撮りたくなったら、三脚とデジタル一眼レフカメラの使用をおすすめしますけど・・