日食撮影:危険!マネしないでね

2017-08-25

7月に入り子供のいる家庭ではすぐに夏休みがやってきますよね。
今年の7月と言えば22日に日本、それも鹿児島で『皆既日食』が観測できるので
対象の地域は、がぜん盛り上がってきています。。
そして、最近よく聞かれる質問がこれ・・
「皆既日食の写真はどうしたら撮れますか?」
ただ誤解を招くので、次のことを聞きなおします。
「どこで見ますか?」・・と。
皆既日食は太陽が月に完全に隠れる状態で肉眼でも観測できます。
でも皆既日食が観測できる地域は国内では種子島南部から奄美大島の北部だけです・・
だから質問されるほとんどの方は「部分日食」のことを指しているのですよね。
何が言いたいかというと「部分日食」は太陽の一部が欠けますが、光は強いってことなんです。
光が強いって事は目にもカメラにもよくありません・・
それと、お使いのカメラがコンパクトタイプのデジカメなら撮影しても、きっとこんな感じです。

カメラ: キヤノン PowerShot A710 IS  ISO:80 絞り:8 シャッター速度: 1/2000秒 レンズは35mm判換算で35mm相当
望遠で太陽を狙おうにもピントが合いません。

カメラ: キヤノン PowerShot A710 IS  ISO:80 絞り:8 シャッター速度: 1/2000秒 レンズは35mm判換算で210mm相当
※作例は太陽や液晶は直接見ていません(だから太陽が中心にありません。ただ中心でもピントは合わないと思います)
設定値がこのカメラの限界値になっています。
それでもまだこの明るさですので日食で欠けてる部分を写すのは難しいです・・
一眼レフカメラ等はレンズの前に光を減光するフィルターをつけて撮影するのが一般的ですので、
コンパクトタイプのデジカメでもレンズの前にフィルターがあれば可能かもしれませんが、
代用品で済ます場合は自己責任でお願いします。
ちなみに一眼レフカメラ用のフィルターは、もう入手困難なようです。
・部分日食の一番欠けの大きい時間帯に狙う。
・太陽のアップではなく風景の一部分として取り入れる。
・レンズの前にフィルターをつける。
など、お手持ちのカメラでも工夫すれば撮影できないことはないと思いますが、
目やカメラへの影響を考えながら自己責任で無理のない撮影を心がけてください。
楽しく観測できたらいいですね。